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▽ 研究結果2/ターンオーバーが活発になり、18歳レベルの肌に
加齢にともない新陳代謝が低下すると、表皮のターンオーバーが長くなり、これに比例して細胞が肥大化する。この現象に着目し、角質層にある角化細胞の表面面積を指標として、肌の老化度を測ることができる。
そこでヒトの前腕手掌部にCoQ10を塗布したところ、角質層の角化細胞の表面面積が1080μm2から1020μm2に減少した。これは38歳から18歳の20年間の若返りに相当する。
▽ 研究結果3/ヒト上腕でも紫外線による酸化傷害を軽減
若年者(18〜25歳)と、高齢者(60〜72歳)のヒトの皮膚に紫外線A波(UV-A)を照射すると、酸化の指標である「光子」が高齢者で33%上昇した。一方の若年者では変化がなかった。これは若年者では生体が持つ抗酸化能が高いためと思われる。
次にヒトボランティア(13名 49±6歳)の前腕にCoQ10を7日間塗布し、UV-Aを照射したところ、CoQ10を塗布した場合で、光子の抑制が確認できた。
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ダメージが蓄積した肌にも回復効果を確認
日常生活で無意識のうちに紫外線にあたっていると、そのダメージは肌に蓄積し、肌の老化の一因となります(光老化)。CoQ10は、この蓄積したダメージを回復させるのにも効果が確認されています。
真皮の線維芽細胞を長期培養して光老化した細胞を作り、これに50μMのCoQ10を添加した結果、減少していたグリコサミノグリカン(細胞間基質であるヒアルロン酸の構成成分/保湿にも関与)が増加し、細胞の増殖能力が20%上がったのです。同様に、真皮の線維芽細胞に10μg/mlのCoQ10を加えると、光老化によって過剰になっていたコラゲナーゼ(コラーゲンを分解する酵素)の発現を、6週間にわたって50%抑えることがわかりました。 |
![[文献]U.Hoppe.BioFactors9(1999) 371-378 Coenzyme Q10,a custaneous antioxidant and energizer他](Images/figure5_3_1op.gif) |
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まとめ/CoQ10に期待される肌への効果
以上のCoQ10に期待される肌への効果をまとめると、図.4のようになります。
試験管レベルの研究からヒトを対象とした臨床試験で確認されているものまで様々ですが、CoQ10は美容業界からも熱い注目を集めており、既に利用されているクリニックもあるほどです。これからのさらなる研究が楽しみな成分といえるでしょう。
CoQ10を賢く利用して、衰え知らずの若肌を維持したいものですね。 |
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